「何者」
今週末の登山に向けて地図を買いに行ったついでに、来月に上映される何者の文庫が置いてあったので買ってみた。
キーワードは就活と人間関係
SNSの利用が当たり前になった世代の就職活動の話だ。
まさに僕たち世代が主役の話だった。
結論から言うと自分に突き刺さる話。
今ここに書いているブログも誰に公表しているわけでもなく書いているが、普段生活している中で関わりのある人に対して陰口を記すことが出来るツールだ。
現に少しは思ったことを書いてるかなぁ。
主人公もそうで就職活動をしている就活生を俯瞰して見ていて、どこか冷めている態度がまるで自分自身のようだった。
彼が普段のツイッターのアカウントとは別にアカウントを持っていて、そっちに普段思ったことを綴っていた。
そんな彼は就活に失敗していて裏アカウントのことを咎められるシーンがあった。
まるで自分が説教されているみたいですこし悲しかったかな。
自分はすんなり就職が決まったが、運だったなと痛感した。
周りを俯瞰して見ていた自分を俯瞰して見たような気がしたな。
寒いしダサいと思って苦しい小説だった。
逆にそう思わせるような構成に作者がしているなら、この感情は自分だけじゃないのかもしれない。
逆にそう思いたいねー
改めて身の回りの人たちと採用を決めてくれた会社に感謝しないといけないと感じました。
このブログも人に見せられるようなことを書いていきたいと思います。