「心が叫びたがってるんだ」
映画の感想を綴ってこう。※ネタバレおかまいなし
バルト9のミッドナイトショーで見てきました。
劇中のミュージカルのプログラムがもらえました。
言葉で人を傷つけた少女が声を奪われた話。
ふれあい交流会という、いわば文化祭みたいなもので実行委員に選ばれ物語は進んでいきます。
少女は小さい頃、小山の上のお城に憧れていました。
実際はラブホテルで少女はそんなこと知る由もありません。
お父さんが知らない女の人と車で出てくるところを目にした少女は、お父さんが王子様とはしゃぎお母さんに自慢したところで浮気が発覚します。
離婚することとなり、出ていく父を止めようとしたところでお父さんにお前のせいと言われ、事の重大さに気付き声を失ってしまいます。
その時に玉子が出てくるんですが、王子に憧れた少女の洒落みたいなもんですね。
導入が導入だけに最初は幻滅しましたが内容を見れば素晴らしい映画だったと思いました。
実行委員に選ばれた4人はそれぞれ言いたいことがあったがどこかに隠してきた4人で、物語が進むにつれて成長して言葉にしなければいけないことを気づいていきます。
The 青春みたいな話。
ミュージカルに挑戦することになるんですがそれも良かった!
主人公がとりあえずカッコイイ。
少女が暗くなってしまったことを隠したい母親と、言いたいけど声にすることができない少女とのやり取りに注目してもらいたい映画だと思います。
あの花も娘の死を受け止められない母とのやり取りも感動ポイントだったと思います。
そういう点で似てると思いました。
とても満足した映画でした。